田中大作:台灣島建築之研究

本文發表於 2006 年 05 月 30 日 19:38

田中大作(1889-1973)是千々岩助太郎在台北工業學校的同事,田中大作教授的台灣本土建築考察專書,輾轉多年終於出土,在55年後,由台北科技大學建築系出版。

本書的寫作,與再度出版,當然是台灣本土建築考察的盛事。

田中大作年紀比千々岩助太郎大8歲,出身日本第一名校東京帝國大學建築系,相對而言,千々岩僅是日本內地高等工業學校學歷,千々岩的博士學位是終戰後回日本,65歲高齡以台灣高砂族建築研究專書為論文而取得。

田中大作比千々岩助太郎晚六年才到台灣。扺台後先到總督府營繕課任職,1939年才到台北工業學校任教,這時千々岩在台北工業學校已經待13年了。

我很早就聽說田中大作與千々岩助太郎兩位台北工業學校的台灣前輩建築教育家,惟田中大作先生只聞其名,不詳其著作及學術成就,這本書的出版,補充了台灣日本時代本土建築史研究的一段空白。

千々岩與田中大作,在1947年離開台返日,五十多年後,在台灣建築界己鮮為人知;但是,兩位台灣本土建築研究的先驅者地位,是不能抹滅的。我們這些徒子徒孫,有義務讓祖師爺們的事蹟及成就在台灣建築史上精確定位。

本書訂價:600元整,特價:9折540元整;購買地點:國立台北科技大學文具部(聯絡電話:02-27712171-5207)。

詳情請見:田中大作【台灣島建築之研究】出版了

另見北科大副教授張崑振撰:記田中大作與《台灣島建築之研究》一二事(PDF格式)

以下轉載:日本產經夕刊,2006-05-06:http://www.sankei.co.jp/news/060506/evening/07nat001.htm

55年の時超え…“夢”の教科書に 台湾統治時代 建築物を研究

日本人教諭の労作、交流も復活

日本の台湾統治時代、台北工業学校(現台北科技大学)で教壇に立った日本人教諭が台湾建築について調査した“幻の研究書”が五十五年ぶりに発見され、今 年、同大学の教科書として刊行された。当時、教諭から教え子の台湾人に託されたが、その後行方不明になっていたという。研究書は台湾先住民「高砂族」の住 居などを写真を交えて紹介。先住民の建築物はほとんど現存していないため、台湾建築史の謎を解明する上での、半世紀のときを超えた貴重な資料となりそう だ。

研究書は、「台湾島の建築に関する研究−台湾建築の全貌(ぜんぼう)」とのタイトルで、台北工業学校元教諭の故・田中大作さん(明治二十四−昭和四十八年)が執筆した。

田中さんは東京帝大を卒業後、昭和六年から台湾総督府に勤務。統治時代の代表的建築物とされる台北公会堂(現中山堂)の構造設計に携わるなど台湾近代化 に尽くした後、十三年ごろから終戦まで台北工業学校で建築学を教え、霞が関や新宿副都心などを手がけた世界的建築家、郭茂林さん(84)らを輩出した。

研究書は台湾在住時に実測調査して集めた資料を日本に持ち帰り、戦後間もない二十五年に書き上げたとみられる。三百九ページすべて手書きで、高砂族の建物のほか、寺院や城郭などあらゆる建築物を網羅している。

特に、高砂族については、部族ごとに言葉や風俗が異なっていたとされる九部族をそれぞれ調査。日本の古代建築のように竹や茅で作られた掘っ立て住居や高 床式の穀物庫などを、写真や平面図を交えて詳細に紹介している。台北科技大学によると、こうした建築物は大半が失われているうえ、体系的に記した書籍も少 なく、研究書は台湾建築史を知る上で貴重という。

田中さんは研究書を執筆後、教え子の台湾人男性に「台湾発展のために役立ててほしい」と託したが、男性は島内の政情不安のため研究書を発表できないま ま、三十二年前に死去。その後、研究書は存在も行方も知られていなかったが、昨年、男性の妻が自宅の押し入れを掃除した際、偶然発見したという。

妻から研究書を持ち込まれた大学側は、学術的に重要な資料と判断し、即座に発刊を決定。今年から工学部の教科書として採用した。また、同大学は刊行直後 の三月下旬、日本人同窓会組織にも送付。これをきっかけに、日台に分かれて音信が途絶えていた卒業生が再び連絡を取り合うなど、半世紀を超えた交流も復活 している。

台北工業学校校友会関西地区会では四月十八日、兵庫県淡路市で開いた同窓会で、岩藤吾郎会長(84)=大阪市西淀川区=が参加者十五人に研究書を披露。

参加者のうち、田中さんの教え子の岡本次男さん(78)=岡山県備前市=と見市正徳さん(77)=香川県坂出市=は当時、田中さんの調査を直接手伝ったといい、「田中先生の功績が認められたようで、とてもうれしい」。岩藤会長も「日台友好の証しになる一冊」と喜ぶ。

同大学は「日本と台湾のきずなが生んだ奇跡のような出来事。日本人が台湾発展に尽くしたことを示す書であり、大切に使いたい」としている。

4 回應 針對 “田中大作:台灣島建築之研究”

  1. Gisst表示:

    老師!哈哈哈..我是你的學生!不過那已經是2年前的事了!印象最深刻得是當時正發生SARS事件,你與我們班一同討論要如何防範SARS以及當你的家人或週邊的人得到SARS你要怎麼處置!不知道你有沒印象.那時候你還跟我們的同學辯論好許.前天無意間瀏覽到你的部落格,諸如!我現在讀的系別是視覺藝術.在長榮!今年要畢業了!因為2專轉大3修的十分吃力,不過終能使成!打算未來要朝工設或創意產業作為研究或職業!希望有機會得到老師的指教!

  2. 燁子表示:

    好書!得趕快入手,多謝陳兄推薦,謝過。


    [站長回覆]這本書沒有在一般書店鋪貨,也沒有寄送服務;你可能要親自跑一趟北科大文具部。整本是作者1947年回日本後兩年間之手寫原稿,沒有打字。

  3. △○i表示:

    >>台北工業学校校友会関西地区会では四月十八日、兵庫県淡路市で開いた同窓会で、岩藤吾郎会長(84)=大阪市西淀川区=が参加者十五人に研究書を披露。

    我還沒來這裡之前就住在這附近捏~
    早點知道這個消息,說不定能去拜訪一下岩藤先生呢。

    趕緊來報給老公知道柳~ 3Q~ 3Q~

  4. 燁子表示:

    不知有否買錯?
    綠硬皮精裝本?


    [站長回應]:是綠硬皮沒錯。我文章貼的圖是台北科大做的,好像本來要做外皮設計,但後來沒有附在書上,就順勢當作「宣傳海報」了。

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